幼児自閉症、幼児分裂症

2016年02月27日 11:51

生物プランが考慮できないものは、成長の失敗である。


乳歯は時期が来れば予定通り生えてくる。

その子に準備ができてるかできていないかに関わりなく、思春期は訪れる。


マトリックス変換も、その変換に備える的確な対応や知識の構築がなされていようがいまいが、自動的にやってくる。


例えば、

慢性不安や虐待、恐怖などにより、妊娠中の母親の体内に大量のストレスホルモンが生み出される。

すると自動的に胎児にも胎盤を通してすぐにこれらのストレスホルモンが伝わる。

全身が恐怖ですくむような体験をしたことがある人ならこの感覚がわかると思う。

では、何ら考えうる理由がないのに急にそのような恐怖の波が押し寄せてくることを想像してほしい。

これが胎児がとらわれる唖然とした不安である。


こういった緊張にとらわれた胎児には知能の発達が望めない。

また誕生に備えて母親との絆を確立することもできない。


かといって自然は、それに対処したプログラムを代わりに用意したり、

ストレスによる有害な影響が取り除かれるのを待つことはできない。


知的成長が不具合を修正しようと全力で戦っている間にも、

身体の成長はとどこおりなく進行し、

知的成長をどんどん取り残していってしまう。


自然流産にならない場合そのような胎児は、

知能に欠陥を持って生まれ、乳児自閉症や児童分裂症、

様々な機能障害にきわめてかかりやすい。


成長は予定通り進行し、子供の欠陥は積もり積もる。

欠陥が大きければ大きいほど、

その欠陥に知能を使うべく同じ場所にとどまらなければならない。

だがその間にも車輪は回る続ける。

その結果、

現在に完全に没頭しそれに適応していくはずの知能はどこかに取り残される。


最初のマトリックス形成が不完全、不十分だった場合、

次のマトリックス形成は二重に難しくなる。


しかしマトリックス変換は自動的に起こっていくので、

若い命はますます危険にさらされていく。