序文
2016年02月18日 16:02
幼児がでたらめな、もしくは無駄な動きをすることはない。
初めから、あらゆる行為に意味と目的と意匠があるのだ。
大人はそれを無視し、自分たちの世界観を押し付け、服従させる。
今や幼児期というのは、
子供を内部から駆り立てる生物プランに基づいた衝動と、
外部から子供たちに押し付けられる大人たちの不安に基づく意図とが、
相争う戦場である。
子供の肉体的な成長は、どの子も同じ順序で大体同じ年齢に起こる。
子供の脳もそれと同様、明確な発達段階、いわゆる急成長の『時刻表』がある。
この『脳の時刻表』に合わせて育児をすることで、
子供の生まれ持った脳の可能性を最大限に引き出せることができる。
赤ん坊の脳は、驚くべき能力を発揮するよう遺伝的に設計されて生まれてくる。
その能力を最大限咲かせてあげるのが親の役目ではないだろうか??